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廃棄物処理状況確認見学会を開催しました

2024.07.25
お知らせ
7月8日(月)、9日(火)の2日間に渡り、当社に産業廃棄物処理を委託していただいているお客様を対象に、「廃棄物処理状況確認見学会」を開催致しました。2日間で計36名のお客様がご参加下さりました。

本見学会は、廃棄物処理法で定められた「排出事業者による産業廃棄物処理委託状況確認の努力義務」に対する機会として、平成23年より定期的に開催しております。

はじめに、会議室にて廃棄物収集運搬車両の紹介や処理施設及び処理工程、当社の取り組み等について説明し、その後場内見学に移り、担当の現場職員から、各処理施設や処理工程について説明させていただきました。

【ご参加の皆様からの質問(一部)】
Q.廃棄物を出すときに品目の異なるものを混ぜて出しているが、分別の徹底など心掛けた方が良いことはありますか?
A.弊社にて選別作業を行っていますが、分別して出していただくことで、廃棄物のリサイクル率が上がります。排出時の分別にご協力いただけると助かります。

Q.廃プラスチック類に関して、固形燃料(RPF)にリサイクルされるものとペレット(新たなプラスチックの材料)にリサイクルされるものの判断基準はありますか?
A.ペレットにリサイクル出来るものは、PP (ポリプロピレン)、PE (ポリエチレン)等の硬質のプラスチックで、プラスチックの種類ごとに分別し排出されたものだけです。 ビニールなどの軟質のプラスチックや、種類ごとに分別されていないものは固形燃料(RPF)へのリサイクルとなります。

このほかにも「事業所の廃棄物について考えなおす機会だけではなく、環境負荷、処理の実態などを知ることができました。今後このような会への積極的な参加を若い社員に促すことで、企業として環境意識を高める機会になると思いました。」「数々の工程が自動化されていることに驚きました。実際の処理施設を目で見ることによって廃棄物の流れがイメージできるようになりました。」等の感想をいただき、廃棄物の処理方法やリサイクルについて、皆様の関心度の高さを実感しました。

当社は、今後もお客様に安心していただけるような情報公開に努めて参ります。